ミノコ

TONO

2007年09月01日 21:28

こんばんわ。TONOKENの入戸野です。

今日は、ここ香川県さぬき市にていろいろ勉強しましたよ!

本格的な和風建築「入母屋」です。

毎度毎度ここに来るたびに、入母屋の和風建築に心打たれ

なぜ香川の入母屋は美しいのか、かっこいいのか と

まじめに考えていました。  真面目に・・・・

そして今日、その秘密のベールが大工のさんちょんにて剥ぎ取られました。



私にいつも感動を与えていた入母屋とはこれです!!



破風(屋根の端部で三角の縁取り部分)の上に乗っている 出っ歯のような瓦!!

それが ミノコ瓦 といいます。 

浜松ではなかなか見かけないこのミノコ瓦ですが、ここ香川県では普通にあるんです。

大工のさんちょん いわく・・

「ミノコも取り付け角度でまったく見栄えが違うんでぇ~ 瓦のムクリ具合でも違うし

入母屋の角度のつけ方でもまったくかわるんよ」    だって!!

私もムクリぐらいは知っていましたが、何かと新鮮でいろいろな入母屋造りの家屋を

大工のさんちょんと探索してしまいました。



ミノコ瓦とムクリ具合、そしてなんと言っても下屋と2階の関係に感動しました。

バランスの良い家屋ほど2階の壁面積が少ないんです。

= 窓が小さいってことですね! 写真の家屋はそんなに小さくないですが

でも、窓の上にも下にも外壁が少ないでしょ!

昔からいろいろ考えられ絶妙なバランスで成り立っていることを知りました。  深い!!

今日はなんか 今までモヤモヤしていたものがスッキリしました。。

建築って 面白いっすね~!!







関連記事